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サークルアストの運営の経緯

  • TOSHI
  • 3月23日
  • 読了時間: 3分

トシです。まずは、2022年にサークルアストを立ち上げた経緯からお話しさせてください。


多くの社会人は、一度入った業界に長くとどまることが多く、年齢を重ねるほどその傾向は強くなるように思います。私自身も例外ではなく、長年金融業界に身を置いてきました。グループ内での異動や合併は経験しましたが、結局のところ「部署は変わっても、業界は変わらない」という状態でした。気づけば、専門性は深まる一方で、他の世界のことは意外と知らない…という、よくある(そして少し怖い)状態になっていました。


当時はシステム部門に所属しており、特に合併対応の時期はかなり忙しく、「今日も帰りは終電かな?」が日常会話のような日々でした。その結果、見事に体調を崩し、「これは会社より先に自分が壊れるな」と冷静に判断し、早期退職を決断しました。ある意味、人生で一番合理的な意思決定だったかもしれません(笑)。


退職後は、前職で培った知識や経験を活かしながら、個人投資家として市場と向き合ってきました。本来であれば何か新しいビジネスを立ち上げたいという思いもありましたが、実際にはそう簡単に形にできるものではないと、早い段階で実感しました。


ちょうどその頃、コロナ禍の影響もあり海運業が大きな注目を集めていました。ただ、いざ関心を持ってみると、自分は海運業界についてほとんど何も知らないことに気づかされました。日常生活の中ではあまり馴染みのない業界ということもあり、正直なところ「名前は聞いたことがある」程度の理解だったのです。


投資対象として考えるには、この“知らなさ”は少し危険だなと感じつつも、同時に「だからこそ面白いのではないか」と思うようにもなりました。

私は50歳を迎える前に会社を離れ、「もうサラリーマンには戻らない」と決めました。ただ、いざ時間ができると人間というのは不思議なもので、最初の数日は快適でも、そのうち「…で、今日は何をすればいいんだ?」となります。自由というのは、使い方を間違えるとただの空白時間になる、ということを身をもって学びました(笑)。


そこで思いついたのが、「同じように平日に動ける人たちと何かやろう」という発想でした。特に興味を持ったのが工場見学です。JALやANAの整備工場など、普通に生活しているとあまり見ることのない世界を覗けるのは純粋に面白そうだと思いました。ただ、これも一人で行くには少しハードルが高い。どうせなら「大人同士で社会科見学をやったら面白いのでは?」と考えたのが始まりです。


こうして、「大人の社会科見学」をコンセプトにサークルアストを立ち上げました。40代・50代を中心としたこうしたサークルは、探してみると意外と見当たらず、「ないなら自分で作ればいいか」という、わりと雑で前向きな結論に至りました。


そして現在、AIの進化によって社会の変化のスピードはますます加速しています。少し前まで当たり前だったことが、気づけば普通に通用しなくなる時代です。だからこそ、大人になってからの「もう一度の好奇心」は、これまで以上に価値があると感じています。



 
 
 

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